BNPパリバに2億円超の過怠金「市場の信頼失墜」で

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   東京証券取引所と大阪証券取引所、日本証券業協会は、BNPパリバ証券が経営破たんしたアーバンコーポレイションの資金調達をめぐる不正行為などについて過怠金を科すと、2010年2月16日に発表した。過怠金は合計で2億2000万円超に上る。

   BNPパリバへの処分は、アーバンコーポの資金調達契約を結んだ際に重要情報を非開示するように働きかけたことと、この件に関して金融庁へ虚偽報告を行ったこと、ソフトバンク株について作為的な相場形成を行ったことが対象。

   東証は「市場の信頼を失墜させた」として、3つの処分の合計で1億8000万円を科し、業務改善報告書の提出を求めた。大証は1500万円。日証協はアーバンコーポ分についてはすでに1億円の過怠金を課している。今回はそれ以外の不正行為について3000万円を科した。

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