スターフライヤーは有料化否定
だが、JALは「あらゆるものを聖域なく見直している最中だが、まだ決定したことはない」とし、追随するかどうか明らかにしていない。
ほかの社は慎重なところが多い。
「現状では、社内的に具体的な話が出ている訳ではない」(北海道国際航空、エア・ドゥ)
「特に変更の予定はない」(スカイネットアジア航空、SNA)
といった具合だ。
機内で「タリーズコーヒー」や「日田天領水のお茶」「パンプキンスープ」などを無料で提供しているスターフライヤー(北九州市、SFJ)も、
「このまま続ける予定です。有料化は、検討課題にすらあがっていません」
と話す。全席が普通席のスターフライヤーでは、他社に比べて座席の間隔が広いほか、シートは全席が黒の本革張りで、個人用モニターとPC用電源を備えるなど「高級路線」だ。同社では、
「自分たちのことは『格安航空会社』だとは思っていません。『大手と格安の中間ぐらい』だと思っています」
とも話しており、「格安路線」には否定的だ。