「幹事長職を返上しなければならないとは考えていない」
監督者としての責任について記者から問われると、
「代表者だから最終的責任は私にあるというのはその通りだと思う」
と述べながらも、
「石川自身も不正な金は一切もらっていないということを最後まで主張していたと思うし、報告書の形式的なミスの責任を問われている」
と発言。水谷建設などからの裏献金はなかったと改めて主張した。さらに自らの進退については、
「幹事長の職責を返上しなければならないとは考えていない」
と辞任を否定。
「自分の任務について一生懸命努力しながら、国民の皆様の信を取り戻すべく頑張りたい」
と語った。
会見のあいだ中、小沢氏は神妙な表情で、言葉を選びながら自らの心中を語った。約10分間の会見のなかで、「検察の公正な捜査」という言葉が3度も出てきたのが印象的だった。