幹事長続投小沢氏 「公平・公正な捜査の結果」

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   資金管理団体の土地購入をめぐって東京地検の捜査を受けたものの不起訴処分となった民主党の小沢一郎幹事長が2010年2月4日、民主党本部で記者会見した。「公平・公正な検察当局の捜査の結果」と神妙な面持ちで語りつつ、「幹事長の職責を返上しなければならないとは考えていない」と続投を表明した。

元秘書起訴には「大変残念、お詫びを申し上げたい」

不起訴が決まったあと、記者団のインタビューに応じる民主党の小沢一郎幹事長
不起訴が決まったあと、記者団のインタビューに応じる民主党の小沢一郎幹事長

   東京地検が小沢氏の不起訴処分を発表してから約2時間後の午後8時前、小沢氏は民主党本部の会見場に姿をあらわした。まず、

「このたびの私の政治団体に関連することで、国民の皆様と同志の皆様にご迷惑とご心配をおかけしたことを心からお詫び申し上げたい」

と謝罪の言葉を口にした。その後、自らが不起訴になったことについて、

「公平・公正な検察当局の捜査の結果として受け止めている」

と発言。一方、元秘書の石川知裕議員ら3人が政治資金規正法違反の罪で起訴されたことについては、

「大変残念。国民の皆様や同志の皆様にお詫びを申し上げたいと思う」

と語った。

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