「弁護士とどうするか協議を始めている」
東京スポーツは、このブログの内容を「『解雇逃れ』引き換えにクビ差し出した」との見出しで報じ、一宮氏が「身代わり」になったことによる協会への「虚偽報告」についての責任をすべて一宮氏がかぶることで、朝青龍関へのダメージを軽減させる狙いがあるとの見方を示している。
すでに「処分後」を視野に入れているメディアもある。スポーツ報知は、2月1日、「クビなら泥沼化 朝青龍逆ギレ!! 協会訴える」との見出しで、「関係者」の
「万が一、解雇になった場合、横綱は協会を不当解雇で訴えることも考えています」
「そうなった(解雇になった)時に弁護士とどうするか協議を始めている」
といった発言を紹介。記事では、08年の大麻問題で協会から解雇処分を受け、それを不服として協会を提訴した元若ノ鵬、元露鵬、元白露山のケースを引き合いに、仮に解雇された場合、訴訟に発展する可能性を指摘している。
朝青龍関への処分は、2月4日に行われる定例理事会で検討される予定だが、事実関係の調査が進んでいる途中だということもあって、この日のうちに結論が出るかどうかは不透明だ。