任天堂業績復調の兆し Wiiクリスマス商戦で善戦

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ゲームの売れ行きと景気動向は関係ないのか

   同じくニンテンドーDSは1億2513万台となり、こちらも携帯ゲーム機のベストセラー「ゲームボーイ」の1億1869万台を超える快挙を成し遂げた。Wiiは06年11月に発売。ファミリーコンピュータは1983年の発売で、Wiiは発売からわずか3年余りで記録を塗り替えた。DSは04年11月の発売なのに対して、ゲームボーイは89年の発売で、こちらもDSの好調ぶりを裏付けた。

   任天堂の岩田聡社長は、これまで「ゲームの売れ行きと景気動向は関係ない」というのが持論だった。一時は失速したWii本体の販売が年末にかけて復調し、米国では12月に単月では過去最高となる300万台を超えたことに手応えを感じているようだ。岩田社長の持論通り、「NewスーパーマリオブラザーズWii」などの有力ソフト投入を投入すれば、不景気でもゲーム愛好家は敏感に反応することが裏付けられた。ゲーム業界で、任天堂のさらなる一手が注目される。

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