日本自動車販売協会連合会(自販連)が2010年2月1日に発表した1月の新車販売台数(軽自動車を除く)は、前年同月比36.8%増の23万8362台となり、6か月連続で前年同月を上回った。
前年同月がリーマン・ショック後の経済不安の影響で低水準だったことの反動や、エコカー減税や買い替え補助などの効果によって30%を超す伸びにつながっている。普通乗用車は10万6290台、小型乗用車は11万3554台で乗用車の合計は21万9844台(前年同月比42.8%)だった。
ブランド別では、トヨタ(レクサスを除く)が42.9%増の11万7154台、日産が24.3%増の3万8260台、ホンダが65.3%増の3万6510台、マツダが31.9%増の1万4119台、三菱が55.7%増の4499台だった。
一方、全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が同日発表した1月の軽自動車販売台数は、前年同月比0.7%増の12万3897台となり、15か月ぶりに前年同月を上回った。乗用車は9万9905台で同2.2%減と伸び悩んだが、貨物車が12.1%増の2万8392台になるなど健闘した。