「ネコ本」がモテモテ 「まこ」25万部「猫村さん」149万部

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

   最近、ネコの書籍や漫画がたくさん売り出されている。個人のブログに登場して人気が出たネコ「まこ」の書籍は25万部を販売し、ネコ漫画「きょうの猫村さん」は149万部が売れた。ネコと暮らす若い男性の日常を綴った漫画は、男性向けコミック誌で連載しているにも関わらず、女性ファンが急増している。

「まこ」本、ブログ終了後も重版

2010年2月9日に発売する単行本「片桐くん家に猫がいる」
2010年2月9日に発売する単行本「片桐くん家に猫がいる」

   ネコの「まこ」は個人のブログに写真が掲載されると、独特な「つぶれ顔」がネコ好きの間で話題となり、書籍化された。ブログが元になった「まこという名の不思議顔の猫」は2009年6月に3巻目を刊行し、ポストカード「まこ便り」と合わせて4冊で25万部が売れている。

   3年間更新してきたブログは09年6月に終了したが、発行元のマーブルトロン担当編集者は「今も重版がかかっている」といい、人気は衰えていない様子。「まこ」が表紙を飾った「ブルータス」09年3月2日発行(マガジン・ハウス)も、売れ行きがよかったそうだ。

   ネコを特集した雑誌は昔から人気が高く、「クレア」(文藝春秋)の別冊で年に1度、まるごと1冊「ネコ特集」を組んでいる。最新号の2010年3月18日発売の「クレア キャット」ではネコ駅長、デブネコ、アイドルネコ、箱に入るのが好きな「ハコネコ」など登場する予定だ。

姉妹サイト