完全失業率、09年平均は5.1% 過去最大の上昇幅

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   雇用情勢の悪化が深刻だ。総務省が2010年1月29日に発表した09年平均の完全失業率は、08年に比べて1.1ポイント上昇して5.1%となった。上昇幅は過去最大。一方、厚生労働省が同日発表した有効求人倍率の09年平均は0.47倍で、1999年の0.48倍を下回り過去最低となった。

   また、総務省が同時に発表した09年12月の完全失業率は、前月に比べて0.1ポイント低下して5.1%となり、2か月ぶりに改善した。男性は前月比0.1ポイント改善し5.3%、女性は0.1ポイント上昇の5.0%だった。

   12月の完全失業者数は317万人で、前年同月よりも47万人増えた。このうち、企業の倒産やリストラによる「勤め先都合」が同27万人増の104万人。自己都合は同1万人減って97万人だった。

   なお、09年12月の有効求人倍率は前月よりも0.01ポイント高い0.46倍で、4か月連続で改善した。

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