東京都は半透明か透明であればかまわない
もっとも、多くの自治体では通常、内装まで問うことは少ない。
東京23区の場合、東京都環境局によると、以前は指定、推奨ごみ袋を利用していたが、今は中身が見える半透明や透明の袋であれば、何を利用してもかまわないそうだ。昔はごみ袋が「黒」だったせいで、中が見えないのは分別が曖昧になること、危険物が混じる可能性があることが問題視された。だが、今ではその目的がおおむね達成されてきており、ごみ袋の種類は問わなくなった。
静岡県静岡市もほぼ同じで、市指定の袋か市の認定を受けたスーパーのレジ袋を利用することになっている。認定されたスーパーの袋は透明か半透明で、認定された旨が明記してあるのが特徴だ。それ以外のごみ袋を利用していた場合は、回収しないことにしているという。
なお、浜松市の取り組みに関しては、情報交換サイト「goo ニュース畑」でも2010年1月22日、話題となった。その段階では回答数5件と少ないが、「最低限の使用を認めるべきであって、余ったレジ物をリサイクルするようにするべきだと思う。レジ袋を使えないとすれば、別に袋を購入して使う人も現れることになるので、どっちみちゴミの量はたいして減らない」という反対意見もある。