経団連会長に住友化学の米倉会長

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   日本経団連の新しい会長に、住友化学の米倉弘昌会長が就任する。2010年1月25日の定例会見で御手洗冨士夫会長は、次期会長人事を27日に公表する意向を明らかにした。ただ、報道各社が23日に米倉氏の会長就任の方針を伝えている。

   米倉氏は72歳。経団連では2004~08年に副会長を務め、現在は評議会議長。住友化学では2000年に社長、09年4月から会長。主に経営企画畑を歩き、海外プロジェクトを多数手がけた。国際派としても知られる。経団連の会長が、住友グループや旧財閥系企業から起用されるのは初めて。

   経団連会長の後任人事については、御手洗会長が早くから「現役の副会長から選ぶ」としていて、東芝の西田厚聡会長が有力視されていた。しかし、東芝からは岡村正相談役が日本商工会議所の会頭を務めており、経済3団体のトップのうち2社を東芝が占めることに難色を示す意見があった。

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