桑田真澄ブログで父追悼 「野球で繋がった絆は永遠」

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   プロ野球「読売ジャイアンツ」などで活躍した投手、桑田真澄さん(41)が2010年1月21日のブログに、火災で亡くなった父親への追悼を書き込んだ。

   桑田さんは「おとうさん」と題した記事で、まず、全国からお悔やみや励ましの言葉があったことへの感謝を書いた。中には遠く浜松にまで駆けつけてくれた人もいたからだ。19日の告別式では、普段は涙を見せない桑田さんもこの時ばかりは号泣していた。

「人生も野球も残酷です」「生も死も残酷です」

桑田さんは自身のブログに父親への追悼を書いた
桑田さんは自身のブログに父親への追悼を書いた

   現在の心境については「突然の出来事だったので、まだ心の整理がつきません」と語る。そんな気持ちの中でも20日、仕事を再開したそうだ。「人生も野球も残酷です」「生も死も残酷です」――そんな話を、約2000人の前でした。今は心に深い傷を負っているが、いつかこの傷が自分の血となり骨となり、強くしてくれるであろうことを信じているという。

   記事中、桑田さんは「万里一空」と記した。これは自身の座右の銘でもあり、目標達成に向けて道を失わずに励むという意味合いもあるが、「天と地は繋がっていると信じています」といい、天にいる父親を想いやっているようだ。桑田さんは幼少時、父親から熱烈な野球の指導を受けた。それだけに、「野球を通じて繋がった父との絆は永遠だと思う」と述べている。

「四十九日までには、気持ちを整理して、父が安らかに旅立てるように準備したいと思います」
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