「ツイッターも『疑ってかかる心』が大事」
ツイッターでは、自分が登録している人の最新の呟きが、自分のページ「タイムライン」上に表示されるため、情報の伝播速度が極めて速い。そのため、しばしば真偽不明の情報が一気に広がることがあり、09年12月にも、「RHマイナスの血液が足りません。ご協力お願いします」というデマで騒ぎになったばかりだ。
ITジャーナリストの井上トシユキさんは、
「こうしたことは2ちゃんねるの時代からもありました」
と指摘する。ただ、ツイッターではリアルタイム性が高まり、より早いスピードで伝播するようになった。
「リトゥイートで簡単に呟きを広めるシステムもありますし、止めようがありません。悪意はないにしても、早い段階でおかしいと思う人が、もっといてもいいと思います。今後はツイッターでもウラやソースを気にするようになるのではないでしょうか。やはり大事なのは『疑ってかかる心』ですね」
と話している。