大人気ゲームシリーズ「バイオハザード」の新作を、アナウンサーの鈴木史朗さん(71)が攻略する動画が動画投稿サイトにアップされ、「ニコニコ動画」の場合30万アクセスを超える大反響となっている。鈴木さんは「バイオハザード」のファンであることを公言し、2年前にもテレビで「神」とも称えられるその腕前を披露していた。
鈴木さんがプレイしているのはサバイバルホラーアクションゲーム「バイオハザード4」と、新作の「バイオハザードダークサイド・クロニクルズ」。いずれも任天堂の家庭用ゲーム機「wii」用ソフトだ。任天堂とゲームメーカーのカプコンがプロモーション用に制作し、Wiiをネット接続すると視聴できる「みんなのニンテンドーチャンネル」に掲載したもの。これがネットで大反響を呼び、動画サイトやおびただしい数のブログに転載されている。
「神のレベルだ!」「こんな爺さんになりたい!」
「バイオハザード」の達人として広く知られるようになったのは08年1月に出演したテレビ番組がきっかけ。鈴木さんのゲームの腕前が凄いという噂がネットに流れたため、それを検証する番組だった。襲ってくるゾンビのタイプに合わせ、ピストル、手榴弾、ライフルと手際よく武器を選択し撃破。一般の人が取れる得点は2000点~3000点程度なのに、9万3150点も獲得した。ネットでは「神のレベルだ!」「こんな爺さんになりたい!」と尊敬のカキコミであふれた。「ユーチューブ」での閲覧数は現在126万を超えている。
任天堂とカプコンが制作した今回の動画は「鈴木史郎が『バイオハザード ダークサイド・クロニクルズ』をやってみる」というタイトル。まず、「バイオ4」で「神業」を披露。そして初めてプレイする「クロニクルズ」に挑んだ。ゲームの舞台は南米。「南米らしい明るい太陽です」などと実況中継しながらゲームを進めた。ピストルを駆使し敵を倒していくがボス戦では一度敗退。「やっぱり悔しい。やっつけたい!」と再チャレンジ。ボスを追い払うことに成功すると「やったのか?これ!?大変なヤツだな!」と勝利宣言。ゲーム成績は初めてやったにしては高得点のB。しかしBランクでは納得できず、ゲームを持って帰り攻略法を極めたいと決意を述べていた。