作家で医師の海堂尊氏によるネット上の記述で名誉を傷つけられたとして、日本病理学会副理事長の深山正久(まさし)東大大学院教授が海堂氏に330万円の損害賠償を求めていた訴訟の判決が2010年1月18日、東京地裁であった。海堂氏は深山教授のことを「Ai(死亡時画像診断)の普及、発展を阻害してきた」「(深山教授が厚労省から交付金を受け取って行った研究は)はっきりいえばパクリ」と批判していたが、判決では「いずれも真実と認める証拠はない」として、名誉棄損にあたると認定。110万円の支払いを命じた。
作家で医師の海堂尊氏によるネット上の記述で名誉を傷つけられたとして、日本病理学会副理事長の深山正久(まさし)東大大学院教授が海堂氏に330万円の損害賠償を求めていた訴訟の判決が2010年1月18日、東京地裁であった。海堂氏は深山教授のことを「Ai(死亡時画像診断)の普及、発展を阻害してきた」「(深山教授が厚労省から交付金を受け取って行った研究は)はっきりいえばパクリ」と批判していたが、判決では「いずれも真実と認める証拠はない」として、名誉棄損にあたると認定。110万円の支払いを命じた。