課長職から執行役員に昇格 猫駅長「たま」スピード出世

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1月25日~2月末、たま駅長はお休み

   和歌山電鐵の広報担当者は、普段の「たま」について、「おとなしくて、人なつっこい性格。普段の『仕事』中は寝ていることが多いかも。でも、それが仕事なんですけどね」と笑う。駅長は、ガラス張りの駅長室内で終日過ごしている。イベントなどの時には制服を着込んでいるが、普段はとりわけ何も身に付けてはいない。日曜日は休みを満喫しているので、会うことはできないそうだ。

   「たま」は駅長就任一年後の2008年1月には課長職に相当する「スーパー駅長」に昇進した。そして、2010年1月、今度は執行役員として「エグゼクティブ ステーションマスター」を命じられた。一年で課長職に昇進し、三年で役員に就任するのは異例のスピード出世だ。ホームページの会社概要欄にも役員の「一匹」として名を連ねている。ただし役員報酬のキャットフードは、ダイエット中を理由に辞退したそうだ。

   なお、貴志駅では2010年1月中旬から、駅の立て替え工事が始まる。それにあわせて、「たま」も休暇を取ることが2010年1月15日、明らかになった。仕事部屋だった駅長室もいったん取り壊すためだ。その期間は1月25日~2月末。前出の広報担当者は「新たな駅舎が地域の方にとっても、くつろげる場所となれば。『たま』の仕事復帰後もまた、様子を見にきていただければ嬉しいと思います」とPRしている。

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