アスキー総研遠藤所長「アップル製タブレット、6~7万円では?」
各社がタブレットPCを発表する中、注目を集めているのがアップルだ。ウォールストリートジャーナルを始めとした海外メディアによると、27日に開催される同社のイベントでタブレットPC「iSlate(仮称)」が発表される予定だという。
正式発表はまだないものの、ネット上には様々な憶測が飛び交っている。台湾企業製のタッチディスプレイを搭載し、サイズは18~26センチ。OSはiPhone用OSの強化版で、電子書籍機能のほか、3D映像機能も搭載するという噂もある。肝心の価格も800~1500ドル(約7~13万円)とまちまちだ。
アップル製のタブレットPCについて、アスキー総合研究所の遠藤諭所長は、
「まだ発表されていないので何とも言えませんが、ボタンが少ない分、構造的に簡素になるので、価格も意外と安くなると見ています。iPhoneも海外で契約なしだと6~7万円なので、同じくらいではないのでしょうか」
と語る。イメージとしては「iPhoneの大きいバージョン」で、「ノートPCとスマートフォンの中間ではなく、PC臭さのない全然iPhone的なものだと思います。簡単に使えるお茶の間PCとして受けるのでは」と推測する。
「他社も色々出していますが、ファイルの概念が残っていたりと、まだまだ複雑。モバイルで気軽に使えるということが重要なのですから、シンプルなアップル製品が支持されるのではないでしょうか。これは売れるのではないかと見ています」
と話している。