韓国コスメ続々日本上陸 実は「安くて品揃えが豊富」

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IKKO、梨花も愛用する韓国コスメ

   ほかにも韓国土産として話題になったコスメの日本進出が相次いでいる。

   その先駆けになったのが「ザフェイスショップ(THE FACESHOP)」。2005年に日本に上陸し、全国に8店舗展開する。基礎化粧品など600アイテムを扱い、価格は280~4800円。平均価格は2500円となっている。

   人気の自然素材を使った「シートマスク」は30種もあり、1つ280~450円とお手頃価格で売っている。肌を柔らかくし、透明感を高めるという「ヨーグルトパック」(700円)は見た目もヨーグルトそのもので、幅広い女性が買っていく。

   韓国で300店舗以上展開する「ミシャ(MISSHA)」は06年に日本に進出し、東京・渋谷などに15店舗を出している。

   高麗人参など「韓方」成分を取り入れたアンチエイジング化粧品が特徴だ。美のカリスマとして活躍するIKKOさんが、自分でも使っているとテレビで紹介して爆発的に売れた「BBクリーム」や、アイシャドウ、口紅などメーキャップもラインアップし、400アイテム弱が揃う。価格は1000~2000円台。日本では20~30歳代の女性に売れているそうだ。

   韓国コスメを個人輸入し、口コミで有名になった専門店もある。ハンコスメ(東京都新宿区)は「雪花秀」など韓国で人気の韓方コスメをたくさん扱っている。在日韓国人が多い地区に店を構えているが、日本人も多く訪れる。韓国コスメ好きを公言するモデルの梨花さんが通っていることでも知られている。

   日本法人ミシャ ジャパンの担当者によると、韓国は化粧品大国で、安くて品揃えが豊富な化粧品ブランドがたくさんあるという。日本での韓国コスメ人気を背景に、出店ラッシュは加速しそうだ。

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