「最終章の新たな展開に入るということ」
井上さんは「バガボンド」のラストは既に決まっているのだという。武蔵は最後の戦いに向け歩き始めている。その先にあるのは佐々木小次郎の存在。
「最後2人の場面で終わるというのは間違いないと思うんで。それが敵としてか何なのかは分からないんですけれど」
と番組のインタビューで話していた。
それでは本当に年内に終了してしまうのだろうか。「週刊モーニング」編集部に問い合わせてみたところ、「(公式サイトの)書き方は微妙で、最終章の新たな展開に入ることを言いたかったのではないか」と説明した。漫画家の場合、ストーリーが固まれば「今年中に終わってしまうかもしれない」と考えてしまうのは普通にあること。創作物という性格上、最初に考えたスケジュール通りに進むことは希で、
「今のところ連載がいつ終わるかは何も決まっていない状態です」
と編集部では話している。