「Twitterストーカー」も登場
このブログを書いた女性がそうなのかどうかわからないが、特定の人物の「ツイッター」を一日中監視し、行動や心境をつぶさにチェックし、会いに行ったり、メールを送ったりする行為を「Twitterストーカー」とネットでは呼ぶようになっている。ツイッターヘビーユーザーの場合、つぶやきを克明に追うと、一日の行動が手にとるようにわかるため、ストーキング行為がしやすい、というわけだ。また、ストーキング行為をする気がなくても、ストーカーをしている、またはされている感じがする、などといった議論が「ツイッター」内で行われてもいる。
ITジャーナリストの井上トシユキさんによれば、「ツイッター」のブームは、ネットがコミュニケーションツールとして完全に根付いたことを示している。そして、ネットのコミュニケーションにハマった人達は、匿名で情報を公開すれば安心という「幻想」に、相変わらず浸っている人が多いと分析する。そうした中で「Twitterストーカー」が生まれてしまうのは自然な流れで、凶悪犯罪にも使われる可能性も出てくるのではないか、と警鐘を鳴らしている。