テレビ棄てネット移行するタレント ビートたけし大予言的中か

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BeeTVの会員は目標上回るペース

   携帯の動画サイトでは、エイベックスとNTTドコモが組んだ「BeeTV」が、順調に有料配信の会員数を伸ばしている。

   2009年5月1日にサービスを始め、ドコモ広報部によると、11月30日現在で会員数は81万人に達している。2010年3月までの目標が77万人だったため、かなり上回るペースで増えているという。バラエティやドラマ、トークショーなど地上波テレビとほぼ同じメニューだが、特色があると強調する。

「ケータイに特化したソフトが受け入れられているようです。ワンセグより大きく見やすい、長くなくコマ切れといった長所があります。定時でなく、空いている時間に見られるのも好評ですね」

   BeeTVのドラマ「40女と90日間で結婚する方法」は、フジテレビに09年12月30日逆配信されて話題を呼んだ。

   動画サイトの生放送では、「ニコニコ動画」が7月30日、ダウンタウン浜田雅功さんを司会に招き、テレビでできない超過激トークでブレークした。この人気で、浜田さんは12月18日も2回目の出演を果たしている。

   とはいえ、ネットがテレビとギャラが同じというのは、言い過ぎのようだ。

   ある大手芸能事務所の役員は、こう明かす。

「ネットは相当安いですよ。へたをすれば、半額以下、10分の1というケースもあります。テレビと同じギャラというのは、聞いたことがないですね」

   ただ、ギャラがテレビ出演分に組み込まれていることもあるという。ビートたけしさんが同じギャラというのは、こういったケースを指すのかもしれない。

「テレビに出演やギャラを削られ、タレントはネットでもやらなければならなくなりつつあります。まだ、動画サイトで採算がとれるのは難しいですが、相応のギャラを払えるのはあと3、4年先のことになるでしょう」
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