磯野貴理と元夫対面ドタキャン 視聴者唖然の日テレ番組

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予告と違う番組が横行

   このところテレビ局に対し、番組の予告と実際の内容が食い違っている、などの苦情が多く見受けられるようになっている。実は、今回の「行列」の裏番組だったフジテレビ系ドラマ「救命病棟24時~2010スペシャル~」にも「予告とは違う」といった批判が出ている。番組公式ホームページには、

「進藤一生が、小島楓が、澤井悦司が、活躍する新エピソードを壮大なスケールで描きます」

と書かれているのだが、内容の多くは過去に放送したダイジェスト(要約)版。ネットには、

「こんな総集編なら わざわざ正月のこんな時間にやんなよ」

などの意見が出た。

   過去にも予告と内容が違うと批判が高まり、テレビ局が謝罪するに至る「事件」があった。08年放送のフジテレビ系連続ドラマ「CHANGE」と「ラスト・フレンズ」は、最終回でもないのに「最終章」という言葉を使ったからだ。特に「ラスト・フレンズ」は、「最終章」に「衝撃の結末」というフレーズまで付け視聴者を煽った。視聴者からの批判が高まり、フジテレビの豊田皓社長は08年6月25日に行われた定例会見で、

「視聴者からの問い合わせがあった。今後の課題としたい」

と釈明。

   テレビ朝日系「仮面ライダーディケイド」は09年8月30日放送が最終回だったが、番組はライダーの戦闘途中に終了した。もちろん打ち切りではない。番組最後に「続きは12月の映画で」と、映画の宣伝を流したのだ。BPO(放送倫理・番組向上機構)にも批判が多数寄せられ、テレビ朝日の早河洋社長は

「テレビシリーズの結末と、映画の告知をはっきり分かるようにすべきで、不適切だった」

と09年10月29日に定例記者会見で謝罪している。

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