鳩山由紀夫首相が2010年1月1日、公式ブログ「鳩cafe」を開設した。あわせて、ミニブログ「ツイッター(Twitter)」の利用も始めた。「国民と政治の距離を近づけたい」というのが開設の狙いで、首相官邸のホームページからもリンクを張り、ネットを使った国民とのコミュニケーションに力を入れる。
更新は週1回程度を考えているといい、「みなさんと直接お話できる場として大切にしていこうと思います」。話題は、鳩山首相自身の身近な出来事の報告がメインとなる。初日は首相公邸から撮影した元旦の「空の写真」が掲載された。
一方、ツイッターは「@hatoyamayukio」のアカウントでスタート。ブログの更新情報や速報を伝えたい考えだ。こちらは「馴れるまでは1日1ツイートが目標です」。ツイッターで@hatoyamayukioあてに寄せられた意見や感想を、首相執務室のデスクにある専用モニターでチェックしていく予定だ。
ツイッターは閣僚では原口一博総務相が09年12月に開始。鳩山首相に対しては、ツイッター議員として知られる藤末健三議員などが活用を呼びかけていた。