インターネットのセキュリティー技術が向上した?
ジャニーズは09年12月24日にマスコミ各社に対し、「紅白歌合戦」のネット配信を許可した理由をコメントした。それによれば、メディアが多様化する中、インターネットのセキュリティー技術が向上し、著作権・肖像権などに対する社会の意識が高まっているといった諸状況で決めた、ということだった。
ネットでは、今回のジャニーズ事務所の方向転換についての憶測が流れている。NHKを始め、各放送局がネット配信に力を入れている現状では、ネットを許可しないジャニーズ事務所のタレントの出演する機会が失われる可能性があることや、CM契約を結んでいるタレントに関してはネットでの掲載を許可しているため、出演番組だけを断る「整合性が取れなくなってきた」などが挙げられている。