アイドル並み人気子役タレント 大人がハマッてしまう理由

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「彼らの活躍は癒しや夢を与えている」

   ほかにも注目株は多い。2006年に放映された実写版「ちびまる子ちゃん」のさくらももこ役がはまった森迫永依さん(12)。2009年12月公開のアニメ映画「よなよなペンギン」では主演声優をつとめる。また、同じく12月公開の映画「ウルルの森の物語」で熱演した北村沙羅さん(8)。彼女は関西テレビ制作のアニメ「うんこさん」の主題歌を歌うのも話題に。一方、アメリカンファミリー生命保険会社のCM「まねきねこダックの歌」を歌う、たつやくんは10歳だ。

   いずれにしろ、子役タレントたちの活躍は目立ってきている。それはなぜか――。芸能リポーターの梨元勝さんは「子どもたちの純粋なところがうけている」と話す。

「子役というのは仕掛けていったとしても、必ずしもうまくいかないんです。難しいんですよ。だから、彼ら彼女らの純粋無垢な様子がじわりと、人の心をつかんできたのだと思います。テレビで見ていても、ほっとする、というか。その活躍は癒しや夢を与えているのではないでしょうか」

   もっとも、梨元さんは今後、若いスターたちの将来を考えながら、育てていくことも大事だと指摘する。周囲の感心も大きいだけに、成長に合わせた活躍の場が必要になるだろう、とも話していた。

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