ミュージカルの観客は大人の女性や「腐女子」
まんだらけ広報によれば、アニメが大人の女性や「腐女子」に人気が出た理由として、まず、声優陣が豪華で、それに惹かれた人達がアニメを見るようになったことを挙げる。また、1年生の「乱太郎」だけでなく、08年からは個性的な上級生(15歳)が多数登場。彼らの活躍が増え「性的な妄想」の余地が出てきた、という。
忍術学園の生徒は寮生活(男子生徒の集団生活)をしていて、その中の委員会に所属している上級生、下級生の関係が想像を生み、ウケたのだろう、と見ている。
さらに、2010年1月には片岡信和、橋本淳、山口賢貴などイケメン俳優を起用する「ミュージカル 忍たま乱太郎」が「東京ドームシティ シアターGロッソ」で上演される。「乱太郎」の上級生達が主役のミュージカルだ。企画・制作の「映人」によれば、舞台化するきっかけは、アニメが大人の女性に大人気だったこと。配役について初めはイケメンにこだわっていたわけではなかったが、アニメのキャラクターに合う人選をした結果、自然とイケメン揃いになったそうだ。このミュージカルの観客は、アニメファンのお子さんやその両親の来場よりも、大人の女性や「腐女子」が多くなるのではないか、と映人は予想している。