「ユーザーレビュー」の閲覧数も前年比約4割増
「Yahoo!ショッピング」は12月13日の売上高が前年比 40%増の10億円以上となり、過去最高を記録した。
カニ、クリスマスケーキ、おせち料理といったグルメが売れたほか、液晶テレビ、腕時計、アクセサリー、ゲーム、レディースファッションも好調だった。円高還元されてお買い得な海外ブランド品の売れ行きもよかった。
12月12~14日にアクセスが増えたのは、ECサイトの価格を比較できる「価格.com」。中でも伸びたのがフード・ドリンクのカテゴリーで08年12月13~15日の2倍。例年人気のある家電は22%増で、液晶テレビ、ブルーレイ・DVDレコーダーの閲覧が目立った。ファッション・時計は40%増、ビューティー・ヘルスは20%増となった。商品の売れ行きもよく、3日間で店舗から得た手数料収入は前年の約2割増となった。
また、実際に購入した人の感想や使用感がわかる「ユーザーレビュー」の閲覧数も前年比約4割増と伸びた。カカクコムの広報担当者は、「より商品を比較検討し、吟味して選ぶユーザーが増えている」と見ている。
価格比較サイト「ECナビ」でも12月10~16日のアクセス数が右肩上がりで、カテゴリー別では「訳ありグルメ商品」や安い衣料品、高機能空気清浄機、液晶テレビといった家電が伸びた。滞在時間が増えていることから、カカクコムと同様に時間をかけてじっくりと選ぶ傾向が目立つ。