「現存する古地図をそのまま利用したもの」
これを受けて、「大航海時代 Online」の掲示板は、
「ただでさえ微妙な時期に最悪のことをしてしまいましたね」
「日本人ユーザーの気持ちを無視してるとしか思えない」
「運営側にとっては些細な事かも知れないがこれだけ不快に感じている人がいるのだから修正するべきでしょう」
などと、表記の修正を求める声であふれている。
コーエーの宣伝部広報課では、問題の表記が掲載された経緯について、
「ムービー中の古地図は、現存する古地図をそのまま利用したものとなります」
とのみ説明。さらに、「ムービーの内容を差し替える予定はあるのか」という記者の問いに対しては、
「お客様からいただいたご意見は、関係部署に伝えさせていただきます」
とだけ答えた。
ゲームで日韓をめぐる地名表記が問題化したのは、今回が初めてではない。例えば07年12月には、マイクロソフトのゲームマシン「Xbox360」を利用したサービスの登録画面で、「竹島」と入力するとエラーメッセージが出るのに対して、韓国が竹島の名称として主張する「独島」を入力すると正常に登録されることが発覚。日本側の利用者が猛反発したことから、08年3月になってマイクロソフトはプログラムを修正し、お詫びの文章を掲載することになった。
今回の問題でも、さらに波紋が広がる可能性がありそうだ。