普天間先送り「米も異存ないはず」 亀井代表の「超楽観論」通じるか

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「『やっかいな党』を抱えているのはアメリカも承知のこと」

   しかし、連立与党を組む社民党や国民新党の党首の表情は明るい。国民新党の亀井代表は12月15日の会見で、

「自公政権で13年間決着できないことを、社民党という『やっかいな党』を抱えて3党連立で出来上がっている政権が、パパっと前政権が決めた通りにやれると思っていないよ、アメリカは。アメリカの政府も、ちゃんとそこらを冷静にみていますよ。社民党を入れた3党が真摯にこの問題を協議しようというのだから、それにアメリカが異存あるはずがないよね」

と語り、日米関係への影響について楽観的な見方を披露した。「日米関係が悪化する」と日本のメディアが騒ぎ立てるのは、杞憂にすぎないのだろうか。

   岡田外相の会見に出席していた米誌ニューズウィークの記者に「アメリカ人は普天間の問題についてどう思っているのか」とたずねてみたところ、

「無関心ですね。アメリカ人にとっては、アフガニスタン問題のほうがよほど大事ですから」

という答えが返ってきた。

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