民主党の小沢一郎幹事長は2009年12月14日の定例会見で、永住外国人への地方参政権付与の法案提出について「私は基本的に賛成の立場。党内で賛否両論があるのは承知しているが、最終的には政府・内閣で決定して提案するのが望ましい」と述べ、来年の通常国会での成立に意欲を見せた。
「法案提出の際には党議拘束をかけるのか」という質問に対しては、
「いろんな意見があってもいいと思うが、政府が提案するというのは、私どもの政府が提案すること。自分たちの政府が提案したことには、賛成するのが普通じゃないですかね」
と答え、党議拘束をかける可能性があることを匂わせた。
小沢幹事長は12月12日に訪問先の韓国での講演で、外国人参政権の問題に言及。「来年の通常国会で(法案提出が)現実になるのではないか」と発言していた。