「スポーツに政治が介入すべきでない」
ライブドアがポータルサイトで「入国反対発言は適切でしょうか?」というアンケートを行ったところ、「適切」との答えが53.2%なのに対して、「不適切」との答えが46.8%。拮抗していると言ってもよい。コメント欄を見ても、
「スポーツがそんなに偉いのか?相手国民の人権や自国民の安全を犠牲にしてまでやる必要があるのか?」
「スポーツに政治が介入すべきでない。一生懸命練習に励んでいる選手がかわいそう」
と、真っ向から対立している様子だ。
中井氏の発言があった翌日の12月11日には、千葉景子法相も、
「制裁措置がとられているので、基本的には入国は認められないと思う」
と、やはり入国には否定的な見解を示した。その一方で、
「スポーツということもあるので、政府全体として適切に対処すべき問題」
とも述べ、今後の対応に含みを残している。今後、関係省庁の副大臣クラスで検討が進むことになるが、難しい判断を迫られることになりそうだ。