「やせてない」と岡田外相は言うが…
迷走を続ける日本政府に対して、米国側の不信感が強まっていると伝えられる。そのことについて岡田外相は12月11日の会見で
「(米国にとっては)約束が守られないとすれば、はたして信頼できるのかという話だと思う」
と危機感を示し、不信感を解くために「なるべく早く方針を決めるべき」と強調した。
だが政府の方針が定まらないため、日米閣僚級の作業グループは中断に追い込まれており、作業グループを主導してきた岡田外相の苦悩は深いようにみえる。そんなことから会見では、日本テレビの情報番組「真相報道バンキシャ!」の記者から「最近やせたのではないか?」という質問も飛びだした。
「やせておりません、残念ながら。(体調も)まったく問題ありません」
と岡田外相は答えたが、その表情には疲労感が漂っていた。