株式投信の純資産総額、9か月ぶり減少

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   投資信託協会が2009年12月11日に発表した11月の投資信託概況によると、株式投信の純資産総額は、前月末に比べて1兆6802億円減少して47兆1796億円となった。前月を下回ったのは09年1月以来9か月ぶり。

   11月の株式投信は、設定額が1兆8088億円(前月比3721億円減)で、これに対して解約額が1兆3767億円(同3964億円減)、償還額が171億円で、差し引き4150億円の資金純増となった。

   しかし、急激な円高とそれに伴う株価の下落を原因に、運用資産が2兆952億円減った。なかでも、最近は外国株式の取り扱いが増えていて、「為替の影響が大きかった」(投信協会)とみている。

   なお、投信全体の純資産総額は前月末に比べて2兆27億円減って、11月末には58兆1194億円になった。

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