「現在あごは産毛ではなくヒゲって感じです」
厚生労働省の「08年版働く女性の実状」によると、女性の労働者は2762 万人。全体の労働人口が前年より減って、女性の労働者も前年を1万人下回った。一方、労働力人口総数に占める女性の割合は41.5%と前年より上がっている。年齢別では25~29 歳(76.1%)と45~49 歳(75.5%)が多い。
オス化による困った問題も起きている。
前出のNECの調査で、働く女子の15%が「あごにヒゲらしきものが生えた」と答えている。25~35歳女子の10人に1人がヒゲに悩んでいるようだ。
「女性なのにヒゲ・・ 本当に困っています」
と32歳の会社員女性は投稿サイト「発言小町」で08年2月に告白している。
この女性、以前は2週間に1度、カミソリで軽く剃る程度だったが、急激に口のまわりとアゴのヒゲの伸びるスピードが早まったという。書き込みがあった時点で、毎日入浴時に剃って剃り残しは毛抜で抜いているという徹底ぶりだ。
「私も20代半ば位から徐々に毛が伸びるようになり、現在あごは産毛ではなくヒゲって感じです」
「35歳です。数年前からひげ(イヤですね、女なのに)を処理する頻度が増しました」
といったコメントも相次いで書き込まれている。