20~30歳代の働く女子の6割が「私はオス化している」と実感している。自宅で1人酒を楽しみ、居酒屋やラーメン屋にも1人で行く。デートよりも仕事を優先する、といった具合だ。なんと10人に1人が「あごにヒゲらしきものが生えた」と答えている。ストレスによるホルモンバランスの崩れで、体もオス化しているようだ。
日本電気が25~35歳の未婚女性500人に対し、「オス化と女子力」に関する意識調査を2009年11月27日~30日に実施した。「自分を『オス化』していると感じることはありますか?」と聞いたところ、63%が「ある」と答え、このうち20%が「良くある」と回答した。
「お酒とラーメン」は働く女子の必需品
オス化していると感じるのはどんな時なのか。
「くしゃみがおっさんみたいにでかい」(30歳・人事アシスタント)、「だから女ってだめだよね、と言ってしまう」(34歳・経理事務)、「かわいこちゃんを目で追ってしまう」(32歳・総務事務)、「自分のことをOLではなくサラリーマンだと思っている」(33歳・企画職)、「おじさんといると意見が合う」(35歳・サービス業事務)といった意見が挙がっている。
行動や考え方もオス化している。
「家で1人でもお酒を飲む」という女子は42%いるし、「1人で居酒屋やラーメン屋に行く」と28%が答えている。「お酒とラーメン」は働く女子の必需品のようだ。
仕事については、「彼氏よりも仕事を優先する」と27%の女子が答えている。仕事が忙しいあまり3人に1人が身の回りの世話をしてくれる「奥さん」が欲しい、と考えていることもわかった。