専門医「ストレスで白くなるのは普通にあります」
週刊誌やスポーツ紙の中には、押尾容疑者は元々若白髪だったと見るものもある。事件後、裁判官やマスコミへの印象を考えて、染めるのをやめているだけだというのだ。
ただ、ギロチン刑を翌日に控えた仏王妃マリー・アントワネットが、恐怖で一夜にして髪が真っ白になってしまったという逸話も残っている。押尾容疑者も強烈なストレスで一気に白髪になってしまったのかもしれない。
頭髪治療を専門的に行っている城西クリニック(東京)の脇阪長興(わきさか ながおき)医師は、
「ストレスで髪の毛が白くなることは普通にあります。ただ、マリー・アントワネットみたいに、一晩で真っ白になってしまうということはあり得ません。白髪が増えるといっても、一度生えた黒い毛が白くなることはないので、下から白い毛が生えてきて、数か月たったので目立ち始めた、ということでしょう」
と話す。逮捕後のストレスで白くなっていたとしても、決して一気に白くなった訳ではなく、根元から数か月かけて徐々に白くなっていったという。