名古屋市議会は2009年12月10日、河村たかし市長が公約していた「市民税10%減税」を盛り込んだ条例案を一部修正の上、賛成多数で可決した。市が提案していた条例案では、一律10%減税する内容だったが、議会側は、低所得者の減税率が大きくなるように修正。河村市長は「(徴収額が)調整コストより安くなり、税金たり得ない」と反発し、審議をやり直す「再議」を求める考えを明らかにした。
名古屋市議会は2009年12月10日、河村たかし市長が公約していた「市民税10%減税」を盛り込んだ条例案を一部修正の上、賛成多数で可決した。市が提案していた条例案では、一律10%減税する内容だったが、議会側は、低所得者の減税率が大きくなるように修正。河村市長は「(徴収額が)調整コストより安くなり、税金たり得ない」と反発し、審議をやり直す「再議」を求める考えを明らかにした。