日本自動車販売協会連合会(自販連)が2009年12月1日に発表した11月の新車登録販売台数は、前年同月比36%増の29万3410台で、8月以降4か月連続で増加した。ただ、1月以降の累計販売台数は前年同期比11.8%減の267万611台で、年間300万台割れがほぼ確実の見通しとなった。300万台割れは1971年以来38年ぶりとなる。
各メーカーの11月の新車販売台数は、トヨタ(レクサスを除く)が14万7513台(前年比38.7%増)、ホンダ5万908台(72.9%増)、日産4万33台(同32.8%増)、マツダ1万1758台(21.2%増)、三菱4631台(21.8%増)となった。
「引き続きエコカー減税などが効いている」(自販連)こともあって、乗用車(普通・小型、前年比43.9%増)は好調だったが、貨物車(普通・小型、同15%減)やバス(同0.7%減)が低調だった。