「献金としてお金だけいただくのも心苦しいので」
カメラ愛好家の支援者が、寝屋川市近辺を舞台に撮影したもので、吉羽市議の「素」がおさめられている。定期的に更新しているホームページの写真が好評で、これをまとめることになった。大きさはCDサイズで32ページ。web限定で公式サイトを通じて1000円で購入できる。
しかもユニークなのは、売上が「個人献金」という形で、吉羽市議の政治資金となることだ。企業献金を受けない方針やネット献金が受けられない状況の中で、「献金としてお金だけいただくのも心苦しいので」と話す。
写真集は2009年7月26日に発売して以来、用意した500部はすでに完売。現在、さらに500部の追加販売もはじめたばかりだ。吉羽市議は、市内の人たちが購入してくれるのが嬉しいと笑う。
今後の取り組みについては、「政治に対するイメージや参加しにくいという抵抗感をなくしていきたい」と意気込む。そして、もっとも興味があるテーマは「家族や地域で協力しあえる環境づくり。これが結局、少子高齢化社会、年金医療介護、教育、ワークバランスや雇用問題全てに関わってくると思うからです」と明るく話してくれた。