タバコ吸わない人の肺がんは見つけにくい
番組では、
「タバコを吸わないからがんにはならない、というわけではない」
と注意を呼び掛けた。
松尾さんによると、大豆に含まれる「大豆イソフラボン」は女性ホルモンと似たような働きをするが、摂取すると肺の女性ホルモンの働きを鈍らせる効果があるのだという。
たばこを吸わない女性に多い肺がんは、タバコが原因で肺の入り口近くにできるがんに比べ、X線では見つけにくい肺の奥にできる。番組に出演した神奈川県立がんセンター呼吸器外科部長の中山治彦さんは、肺がんになっても早期に発見できれば完治が可能なため、「2年に1度はCT検査をしたほうがいい」と提案。ただし、たばこを吸っている人はもっと短いタームでCT検査が必要だとも。