「多くの方々のご意見を真摯に受け止めます」
マスコミのみならず、一般のネット利用者にも同様の傾向があるようで、ヤフーで「蓮舫」と検索すると、関連ワードには
「蓮舫参院議員」「蓮舫 画像」のほかに、「蓮舫 何様」「蓮舫 生意気」
といった言葉が並ぶ。関連ワードはヤフーのウェブ上にある説明によると
「利用者が入力したキーワードや、その組み合わせを機械的に収集・処理した結果をもとに、検索キーワードの組み合わせなどを自動的に表示し、再検索を補助する機能」
とのことで、利用者が蓮舫議員と関連して「何様」「生意気」といった言葉で検索した可能性が高い。なお、グーグルで「蓮舫」と検索して表示される関連ワードは、
「蓮舫 外国人参政権」「蓮舫 wiki」「民主党 蓮舫」
といった、比較的平凡なものだ。
一方、ヤフーが開設する「みんなの政治」では、09年だけで蓮舫議員に対して336件の評価が寄せられ、平均の評価は5点満点中3点。必ずしも評価は低くないように見えるものの、その内訳を見ると、「5点」という評価が94件あったのに対し、「1点」は104件。両極端に評価が集中していることがわかる。
もっとも、蓮舫議員は自らのメディアの取り上げられ方については、半ば諦めている面もあるようで、経済評論家の勝間和代さんが11月22日に
「なぜ、メディアは事業仕分けのときに、ああいった、極端なシーンばかり選んで流したのでしょうか? 違和感を覚えました」
とツイッター上で質問をぶつけたのに対して、
「私もディレクターなら、同じことしてたかもしれません…。視聴率と放送時間の問題です。ネットだと、あーはなりません」
と応じている。または、仕分けに関する批判については、ツイッターや多くのテレビ出演で、
「多くの方々のご意見を真摯に受け止めます」
などと、世論に対しては低姿勢を貫いている。
事業仕分けは11月26日、いよいよ最終日を迎える。