百貨店福袋商戦スタート ネット受注が大躍進

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食料品福袋、ネット受注が前年の80%増

   最近は福袋をネットで予約することができて、福袋商戦が年々早まっている。受け取りは2010年1月2日以降になるが、初売りの行列に並ばずに手に入ると人気を呼んでいる。 高島屋は生活に欠かせない食料品の福袋を強化した。長崎県産の干物を詰め合わせた「長崎ひもの福袋」は真あじ、さば、やりいか、連子鯛が2つずつ入って3150円。焼酎6本セットは6300円で、ワイン6本セットは4200円で販売する。レトルトカレーや魚沼産こしひかりのパックなどがセットになった「保存食福袋」といった変わり種もある。

   食料品の福袋は人気が高く、完売品も出てきている。高島屋広報担当者は、

「(食料品の)受注状況は前年の80%増で、2倍弱伸びています」

と好調ぶりを明かす。

   松坂屋では「お出かけ」をテーマにした福袋の予約をウエブで受け付けている。キャリーケース、ダウンコート、1000万画素デジタルカメラなどが入って3万円と、ダウンコート、一流メーカーの2009年モデルの腕時計などセットで1万円の2タイプがある。それぞれ200個限定だ。

   東武百貨店池袋店もウエブで予約できる約130種類の「はや得福袋」を扱っている。すきやき用松阪牛が500g入った「松阪牛贅沢すき焼き袋」(5000円)や「婦人雑貨10点まるごと福袋」(1万円)などがある。

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