ブラックベリー向けにソフトを作るための仕組み公表
ところが、RIM社は2009年11月9日、米サンフランシスコでの開発者向け会議の中で、ブラックベリー端末とゲームとの親和性を高める方向性を打ち出した。具体的には、RIM社以外のソフトウェア会社がブラックベリー向けにソフトを作るための仕組み(プラットフォーム)が公表された。ソフトウェアメーカーは、開発言語「Java」で3Dゲームやグラフィックを作ったり、GPSと連動したアプリケーションを開発したりする仕組みを利用できるようになる。
RIM社のアラン・ブレンナー上級副社長は、
「今回の取り組みで、ブラックベリーユーザーに多くの魅力あるテーマ、ゲーム、アプリを届けられるようになる」
と自信を見せる。ソフトウェア会社がプラットフォームを実際に利用できるようになるのは、2010年の6~7月頃。1年後には、ブラックベリーの使い方が様変わりしている可能性もありそうだ。