英国人英会話講師の死体遺棄事件で逮捕された市橋達也容疑者(30)の過去が、続々と明らかにされつつある。そんな中、ケータイ向け掲示板に「元彼女」を名乗る人物が現れた。本物か偽者か。インターネット掲示板「2ちゃんねる」などで話題になっている。
ケータイ向け掲示板「モバK」では、市橋容疑者について語るスレッドが立っている。ここに2009年11月19日午前1時ごろ、市橋容疑者の「元彼女」を名乗る人物が現れた。
「在学中交際していた」
この「元彼女」いわく、市橋容疑者とは千葉大の同級生で「在学中交際していた」。その後は連絡を取ることはなかったが、報道で事件を知って驚いた。逮捕後の市橋容疑者に会わせてもらえないか、と行徳警察署に問い合わせたこともあった。ほかにも「私の知る達也くんは優しくて思いやりがあり、勉強や空手にも一生懸命で、がんばり屋さんの印象しかなく、正直、彼が殺人を犯すとは考えられません」として、罪を償って欲しいと書き込んだ。
その後も、この人物は何度か投稿を続けたが、掲示板のほかの参加者からは、「報道された内容ばかりでは」と疑問の声が上がり、当人たちしか知らないようなエピソードはないのか、との質問も出た。
これに対し「元彼女」は、市橋容疑者が「大学時代に逮捕された」後のこんなやりとりを紹介した。「何故俺が逮捕されないといけないのかと、ねちねちねちねちいつまでも言うものですから、腹が立ってビンタをしたら、反対にどつかれまくられたことがあります」
市橋容疑者の大学時代の逮捕については、週刊文春(11月26日号、首都圏では18日発売)などが報じている。また、「彼女」を巡っては、女性週刊誌「女性セブン」(12月3日号、首都圏では11月19日発売)が、中学・高校時代には彼女がいて、大学3年生のときには別の女性にフラれた、という当時の同級生らの証言を伝えている。今回の掲示板の「元彼女」は、「大学時代の彼女」を名乗っているので、「週刊誌情報そのまま」という訳でもなさそうだ。
この話題は20日夜には「2ちゃんねる」にも飛び火し、複数のスレッドが立った。「市橋と付き合ってた証拠は?」「こでほんとに付き合ってたの?」「これ報道された内容だけじゃん。釣りじゃないのかね」と疑問視する声が多く書き込まれている。果たして真偽のほどは?