西友が解禁日にまたまた値下げ ボジョレーヌーヴォー749円「完売」

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フランスでは750mlの蔵出し価格は200~300円

   一般的な市販価格は2300円前後の商品なのに、こんなに値下げして利益は出るのだろうか。同社広報によれば、非常に厳しい価格だが採算は取れるようにしているという。その理由は、ワインを入れるボトルをビンからペットボトルに換えたこと。これで約400グラム軽くなり、輸送コストがかなり軽減されたのだという。また、ボジョレーヌーヴォーの西友オリジナル商品を、昨年の15%程度から今年は80%まで拡大した。メーカーから大量に輸入することで仕入れコストを下げ、今回の価格を実現したのだそうだ。

   日本輸入ワイン協会事務局によれば、現地フランスでのボジョレーヌーヴォーの蔵出し価格は750mlのボトルで200~300円。日本で2000円を超える価格になっているのは輸送費がかかるため。特にボジョレーヌーヴォーは解禁日が決まっているため空輸になり割高になる。それをスーパーの企業努力によってコストを下げれば、多くの人が気軽に楽しめるようになり、下降気味のボジョレーヌーヴォーの人気を回復させることにつながるのではないか、と期待している。ちなみに、ペットボトルに入れて売ることについては、ボジョレーヌーヴォーはできたてを飲むものなので、特に問題はないそうだ。

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