西友が解禁日にまたまた値下げ ボジョレーヌーヴォー749円「完売」

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   西友が1000円を切るボジョレーヌーヴォーを販売するとして話題になっていたが、解禁日前日の2009年11月18日に890円から780 円に値下げすると発表。さらに解禁日当日、749円に値下げして売り出した。その結果、この日の夕方までには売り切れる店もあり、完売は間違いないという状態だ。しかし、一般の店では2300円前後が主流の商品。こんなに安くして大丈夫なのか。

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   ボジョレーヌーヴォーは、フランスのブルゴーニュ地方・ボジョレー地区で作られたワインで、その年に収穫されたブドウでつくられた新酒を指す。毎年11月の第3木曜日に販売・飲用が解禁される。日本では90年代終わりの「赤ワインブーム」の影響もあり輸入が急増。ボジョレーヌーヴォー全生産量の約半分を輸入、輸入量2位のアメリカに3倍以上もの差を付ける圧倒的な世界第1位になっている。ただし、この2、3年はブームに陰りが見え輸入量が落ちている。

   西友は当初、「フランソワ・フッシェ ボジョレーヌーヴォー PET」(750ml)の販売価格を、業界で初めて、1000円を切る890円で発売すると発表していたが、解禁日前の18日に780円に値下げすると告知。さらに解禁日当日、749円で売り出した。西友広報によれば「地域で一番安い店」追求の一環であり、ボジョレーヌーヴォーの人気が下降しているといわれるものの、値段を下げることによって潜在需要を引き出せる、という判断で値下げを決めたのだという。

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