BDとDVDの映像に差がでない場合も
業界関係者も、
「DVDレコーダーでも上位機種はブルーレイに近い質の録画、再生ができます」
といい、BDを欲しがる人は、美しい映像を残したい、加工したいというマニアックな人が多い、と説明する。たしかに、BD用の映画ソフトをフルハイビジョンテレビで見た場合、その映像の鮮明さはDVDを超える。ただ、それもソフトによって違い、あまり映像に違いが感じられない場合も多いのだそうだ。
もっとも、家電メーカー関係者は、
「地デジを受信する人達が今後ますます増え、DVDを上回る美しい映像をBDで残したいと考える人も増えていくはずだと確信している」
という。最大のポイントは買い換え需要だとし、
「DVDも96年にデビューしてからブレイクするまで4年かかり、本格的に普及が始まったのはそれから2、3年後です。BDはDVDがそうであったように現在は『過渡期』。DVDを上回る早さで普及していくと期待しています」
と話している。