政治結社を名乗る団体と関係者から数回に渡って接触
これに対しサッポロビールは11月14日、次のようなコメントを発表した。
「福永は、本年5月26日に福島県郡山市内のお得意先飲食店様を訪問し、退店の際に、平素の感謝の気持ちを込めて、当該店舗の責任者様の両頬を両手で挟みました。本件に関連した報道の一部に『殴った』という文言が出ておりますが、弊社事実認識とは大きく異なっております」
さらに、福永社長は女性に「ご不快な思いをさせたのではないかとの気持ちから、その場でお詫びし、更に、翌日から2日間に渡ってお訪ねし、重ねてお詫び申し上げました」としている。
また、発表したコメントのなかで、「当初より、本行為に関して政治結社を名乗る団体及び関係者から数回に渡って接触を受け、更に弊社本社棟周辺で連日街宣活動が行われるなど、執拗な介在を受けるに至っております」とし、事件には背景があることを示唆している。同社は街宣禁止仮処分申し立てを行い、10月16日東京地方裁判所で街宣禁止仮処分が決定した、という。
巨大掲示板「2ちゃんねる」には複数のスレッドが立ち、「お酒に飲まれちゃいけないよ」「セクハラでアウト」「社長なのにおかみの頬を両手で挟むなんてエロガッパのようなことするからでしょ」といった書き込みが相次いでいる。