ファミリーマート、am/pm買収で最終調整

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   コンビニエンスストア業界第3位のファミリーマートが筆頭株主である伊藤忠商事とともに、同7位のエーエム・ピーエム・ジャパン(am/pm)を買収する方向で協議していることが、2009年11月12日にわかった。

   ファミマと伊藤忠は、am/pmの親会社であるレックス・ホールディングスから全株式を買い取るが、両社の負担割合や買収方法などを詰める必要がある。ファミリーマートは国内に約7600店を展開。首都圏を中心に約1100店を構えるam/pmと単純合算すると8700店になる。買収が実現すると、業界第2位のローソン(約9670店)に続く規模となる。

   ファミマと伊藤忠は同日、「(本日の一部報道は)当社が発表したものではなく、決定した事実はない」とコメントしている。

   am/pmをめぐっては、当初ローソンが買収に名乗りをあげ、一たんは合意。ところが、「am/pm」の商標権を有する米エーエム・ピーエム・インターナショナルが難色を示したことで破談となった経緯がある。今回も「am/pm」の看板が買収交渉の成否を分けることになりそう。最終合意まで、なお流動的だ。

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