「いくら何でも早すぎます。一般の社会ではあり得ません」
翌11月10日発売の「フラッシュ」11月24日号にも、小向さんのレコーディング風景が掲載されている。
つまり、露出が途絶えていた期間は、「歌手活動への準備期間」だったとの見方が出来そうだ。
小向さんと酒井被告の判決は、量刑面で見れば「懲役1年6月、執行猶予3年」と、全く同じものだ。小向さんが逮捕からわずか10か月未満で芸能界本格復帰を果たすことから、「酒井被告の復帰も早まるのでは」との見方も出ている。実際、前出の東京スポーツでは、小向さんの写真の横に「小向が早めた酒井被告の再生プラン」という見出しを打っている。
酒井被告をめぐっては、すでに介護を学ぶことができる大学への合格が報じられているが、「本格的な介護職への道のりは、相当遠い」との見方も出ている。そうなると、残された選択肢の一つとして、芸能界復帰が視野に入ってくる可能性もありそうだ。
一方、芸能リポーターの梨元勝さんは、小向さんの復帰劇を
「いくら何でも早すぎます。こんなこと、一般の社会ではあり得ません。やはり、芸能界の特権意識や『甘え』の構造が背景にあると言わざるを得ない。さらに、覚せい剤は常習性がありますから、早すぎる復帰は再犯の危険性を増すことにもなります」
と批判。酒井被告については、
「小向さんとは関心度が全く違います。『一罰百戒』という面もあって、酒井被告が背負っている社会的責任は非常に大きいです」
と、芸能界には復帰すべきではないとの立場だ。